あなたのタイプに合った対策法

こんにちは。Gynecoスクール 兵庫校の吉田英敏です。

 

今回は前回『あなたの身体はどのタイプ?』の続き、

タイプに合わせた対策について詳しく紹介します。

1.炎症タイプ

炎症タイプとは、生理痛が酷かったり、イライラしやすかったり、肩凝りや頭痛が

ひどい、中々寝付けない方などが当てはまります。

やはりこういうタイプの方は頭やカラダに熱がこもりやすくなるのでこもった熱を

逃していくような治療や体作りが必要になります。

熱がこもると言われてもイメージがつきにく方もいるのではないでしょうか。

熱がこもるとはどういう事かと言いますとパソコンなど電子機器は使い過ぎると熱を

持ちますよね。脳や体も一緒で使い過ぎるとそこに熱が発生して痛みや不調が現れてきます。

ですから炎症タイプの方は何処かに熱がこもっている状態になりやすいというわけです。

熱を逃すルートがカラダには有り、

例えば頭の熱を抜くルートは首から腕を通って抜けていきますので

肘や手にある合谷や曲池といったツボが使われたりします。

このツボは自分でも押せるので、腹式呼吸をしながら痛気持ち良いぐらいの刺激で指圧するのも良いです。

 その他、やはり炎症の元になるタバコや歯周病、肥満体質などは気をつけた方がいいですね。

特にタバコは周りの方にも悪影響が出るので炎症体質の方はやめた方が良いです。

食事面では抗酸化作用のあるビタミンCやE、ポリフェノールを多く含む物を採るようにしましょう。

炎症を抑えて痛みが出にくい身体を手に入れましょう。

2.エネルギーが少ないタイプ

エネルギーが少ないタイプは東洋医学的には気虚タイプとお伝えしましたね。

気虚タイプの人は風邪をひきやすい、疲れやすい、胃腸が弱い、冷え症などの方が多いです。

このタイプは特に元気が足りていないので、仕事や勉強は程々にして十分な睡眠をとって過労を避けましょう。軽い運動や森林浴など、楽しめる趣味を見つけることもオススメです。

胃腸も弱り気味なので、生ものや冷たい物、脂っこい物は避けて、消化の良い物を食べ、よく噛んで

腹八分目を意識して、3食規則正しい食生活を送りましょう。

身体が芯から冷えている事が多い気虚タイプの人は、冷たいものや、生ものはできるだけ避けて

身体を温めて消火の良い物を食べるようにしましょう。

イモ類、お米、豆類、キノコ類、鶏肉、豚肉、うなぎ、エビ などがオススメです。

3.血が不足しているタイプ

栄養素である血が不足しているタイプは東洋医学的には血虚タイプとお伝えしましたね。

血虚タイプの人は、

皮膚に艶がない、眠れない、目がかすむ、やせ気味などの方が多いです。

その他、栄養素である血が不足している状態で、

循環が悪くなり全身に栄養が行き渡らない為貧血やめまい

しびれや痙攣などの症状も現れやすいです。

また抜け毛や白髪も増えることもあります。

このタイプは栄養が足りていない為、

無理なダイエットや偏食はしないで栄養たっぷりの食事と規則正しい生活を心がけましょう。

あと冷えやすいので、「頭寒足熱」つまり足元を冷やさないようにする事が大切です。

お風呂上がりに軽めのストレッチをするのも良いですよ。

朝食はしっかりと食べて、リラックスできるゆったりとしたウォーキングやヨガなどを楽しみながら

やっていきましょう。そうする事で深い呼吸ができるようになり、全身に血が巡るようになります。

食生活では「血」を増やす働きがある色の濃い食べ物、黒ごま、黒豆、プルーンなどの黒色食材、ニンジンやトマトなどのビタミン類の多い赤色食材、その他、牡蠣やレバー、ほうれん草などがオススメです。

このような食材をバランスよく採るようにしましょう。

やはりどのタイプにも言えるのが、バランスの良い食事と規則正しい生活が大切だという事です。

自分に当てはまるタイプを知り、それに合った対策を心がけてココロもカラダも健康になっていきましょう!

吉田英敏 : ジネコスクール兵庫校

鍼師 灸師 柔道整復師(国家資格)

妊活・婦人科系から産後まで女性に特化したトータルケアの専門治療院を兵庫県で2院開院。また、自律神経調節も得意としており、不眠症に悩んでいる方などに多くの支持を得ております。

「妊活に悩む方のサポート」
「産後の不調に悩む方のサポート」
「自律神経系に悩む方のサポート」
の専門家として同業者向けセミナーや、一般向けのセミナーなども開催。

ラジオで妊活への想いなども語っております。

現在、 Gyneco-Laboスクール部門兵庫校で技術を指導する講師として活躍中