眠活と妊活

こんにちは。Gynecoスクール 兵庫校の吉田英敏です。

最近眠れない、寝付きが悪い、眠りが浅いなど、睡眠に関してのお悩みはありませんか?

それってもしかしたら頭に熱がこもっているせいかもしれません。

眠れていないのは○○に熱がこもっているのかも

ストレスが大きいと頭に熱がこもり、自律神経が乱れる原因となります。不眠の他にも頭痛、耳鳴り、めまいなど、頭に関係する不調がでやすくなります。

 自律神経は交感神経と副交感神経という逆の働きをする2つに分かれています。交感神経は身体を活発に動かすとき、副交感神経は身体を休めるときに働きます。この2つの働きがストレスや不規則な生活などによってバランスを崩し不調が出てくるのです。

まずは頭の熱を取り除いて自律神経を整えていきましょう。

良い睡眠は妊活にも大切です。最新の研究で睡眠時間が6時間の人より8時間寝ている人の方が妊娠率が高いという発表もあるぐらい睡眠と妊活は関係しています。

実際お仕事などしてい8時間も寝れないという方もいると思いますので、そういう方は睡眠の質を良くするようにしましょう。

東洋医学で快眠を手にいれよう

 快眠のためのツボを2つご紹介します。就寝の30分〜1時間前に行うのが効果的です。

  • 百会(ひゃくえ)

頭頂部のほぼ真ん中にあり、左右の耳の上を結ぶ線と、鼻の上を通る線の交点に取ります。

自律神経を整え、全身の血行を促進します。両手の中指を重ねてゆっくり垂直に押してみましょう。

  • 安眠(あんみん)

耳の後ろにある、下に尖っている骨から指一本分下に取ります。

親指で押さえ、残りの4本指で頭を頭を支えるようにするとやりやすいです。

ゆっくり頭を左右に動かして刺激してみましょう。

睡眠の質を上げるセルフケア

  • 朝起きたら朝日を浴びましょう。

 朝起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ活動状態になります。そこから14〜16時間後に睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが分泌され、自然に眠気が引き起こされます。

  • 夕食は就寝の3時間前には済ませましょう。

 胃腸が消化のために働いている状態で寝てしまうと、寝ている間も働き続けてしまうために深く眠ることができません。

  • 入浴はしっかり湯船に浸かり、就寝1〜2時間前には終わらせましょう。

 湯船に浸かることで深部体温が上がり、就寝時間までに徐々に下がっていきます。深部体温が外に熱を逃すために体表面の体温は上がります。そうすると眠りにつきやすくなるのです。また、お湯の温度が高すぎると交感神経が優位になりリラックスできません。40度前後にしましょう。

吉田英敏 : ジネコスクール兵庫校

鍼師 灸師 柔道整復師(国家資格)

妊活・婦人科系から産後まで女性に特化したトータルケアの専門治療院を兵庫県で2院開院。また、自律神経調節も得意としており、不眠症に悩んでいる方などに多くの支持を得ております。

「妊活に悩む方のサポート」
「産後の不調に悩む方のサポート」
「自律神経系に悩む方のサポート」
の専門家として同業者向けセミナーや、一般向けのセミナーなども開催。

ラジオで妊活への想いなども語っております。

現在、 Gyneco-Laboスクール部門兵庫校で技術を指導する講師として活躍中