老化、気になりますよね…

こんにちは。Gynecoスクール 兵庫校の吉田英敏です。

お肌の老化と卵子の老化

 時の流れるスピードは誰でも同じですが、老化のスピードには個人差があります。同窓会で久しぶりに同級生に会ったとき『老けた人』『若い人』がいるのはなぜでしょう。

原因には体の『酸化』と『糖化』が関係してきます。

『酸化』とは、いわゆる体のサビで、活性酸素が増えすぎると起こってしまいます。その原因は紫外線や大気汚染、ストレス、喫煙、添加物など多岐にわたります。体が酸化すると肩こり、肌荒れなども引き起こします。

『糖化』とは体のコゲで、タンパク質と余分な糖が結びつくことによりタンパク質が変性・劣化することによってAGEs(終末糖化産物)という老化物質を生成する反応を言います。このAGEsが蓄積されると、全身の老化を進行させたり、体調不良や様々な病気(動脈硬化やがんなど)を引き起こすと言われています。

この『酸化』と『糖化』があわさると、老化のスピードはさらに加速してしまいます。

全身の老化ということは、もちろんお肌や子宮卵巣の老化も起こるということです。

食事を見直してみましょう

 AGEsは、①体内のタンパク質そのものが糖化する場合と、②食事から摂ったAGEsが体内に蓄積する場合があります。

糖は私たちにとって大切なエネルギー源ですが、余分に摂りすぎてしまうと処理しきれない糖が血液中に増えて血糖値が高くなってしまいます。そして糖がタンパク質や脂肪にくっついて糖化が進み、AGEsが生成されてしまうのです。これが①の場合です。

また、唐揚げ、トンカツ、ステーキ、焼き鳥、フライドポテト、ポテトチップス、ホットケーキなど、加熱してこんがり焼けているものはAGEsが高く、これらを食べるのが②の場合です。

まずは甘い物や炭水化物など糖の摂りすぎに気をつけてみましょう。そして、揚げ物などのAGEsが高い食べ物を食べたいときは、増加や吸収を抑える働きのあるお酢やレモンを一緒に摂るのがおすすめです。

他にも、若返りのビタミンとも呼ばれているビタミンEは、強い抗酸化作用と血行促進をする働きがあります。抗酸化作用とは活性酸素を取り除き、酸化を抑えるため、老化防止の効果があります。そして身体の末端にある末梢血管を広げて血行をよくするので、冷え性の方はビタミンEを多く含む食品を積極的にとると良いでしょう。

ビタミンEが不足すると血行が悪くなり、冷え性や肩こりなどを起こしやすくなります。また、酸化を防ぐ力も低下するため、紫外線などの刺激から肌を守りにくくなり、シミやシワができやすくなります。

ビタミンEを含む食品には、アーモンドなどのナッツ類、緑黄色野菜、ウナギなどの魚介類などがあります。

東洋医学でストレス解消

 ストレス解消のツボをご紹介します。指で押したり、お灸もおすすめです。

体の酸化を防ぎ、老化を食い止めていきましょう。

神門(しんもん)

心の安定やリラックス、不眠にも効果があります。

手のひらを上にして、手首の小じわの小指寄りの端にある、小さな丸い骨の真下にあるくぼみにとります。

合谷(ごうこく)

自律神経を整える、万能なツボです。

手の甲側、親指と人差し指の骨の交わるところの人差し指側のへこんだところに取ります。

このご時世ストレスで不調になる方も多いと思うので参考にしてみて下さい^_^

ジネコスクールでは、西洋医学、東洋医学の両方から学ぶ事が出来ます。

あなたの周りで困っている方を笑顔にしませんか?

ご興味ある方は是非ジネコスクールで学んで下さいね。

吉田英敏 : ジネコスクール兵庫校

鍼師 灸師 柔道整復師(国家資格)

妊活・婦人科系から産後まで女性に特化したトータルケアの専門治療院を兵庫県で2院開院。また、自律神経調節も得意としており、不眠症に悩んでいる方などに多くの支持を得ております。

「妊活に悩む方のサポート」
「産後の不調に悩む方のサポート」
「自律神経系に悩む方のサポート」
の専門家として同業者向けセミナーや、一般向けのセミナーなども開催。

ラジオで妊活への想いなども語っております。

現在、 Gyneco-Laboスクール部門兵庫校で技術を指導する講師として活躍中