姿勢と子宮後屈って関係あるの?

こんにちは。Gynecoスクール大阪校 鈴木愛理です。

子宮後屈について、ご存知ですか?

子宮後屈ってどういうこと?

実は子宮後屈って日本人にとっても多いんです。

姿勢が悪い、、とかデスクワークが多い、、とか

思い当たる方はもしかしたら

子宮後屈になっているかもしれません。

本来子宮は膀胱にもたれるように

前に倒れている臓器です。

また仙骨という骨と子宮は

靭帯というもので繋がれています。

お腹側から

膀胱→子宮→仙骨と並んでいるということです。

しかし最近ではデスクワークなどで

前屈みの姿勢になることが多く

いわゆる猫背になっている方を多く見かけます。

猫背になると仙骨は後ろに倒れてしまいます。

仙骨と子宮は靭帯によって繋がっているので

仙骨が後ろに倒れると

子宮も一緒に後ろに引っ張られるのです。

これが子宮後屈です。

妊娠への影響は?

以前にもお伝えしたように

子宮は平滑筋という筋肉でできています。

そのため後ろに引っ張れて

筋肉が捻れるような力が加わると

抵抗しようとする力が子宮に働くため

子宮が硬くなってしまいます。

子宮が硬いということは

血流も悪くなっていることが考えられます。

柔らかくて血流が良い子宮の方が

着床しやすく赤ちゃんの居心地も良いですよね。

妊娠を目指されている方で

もしかして?と思った方は

子宮後屈を改善しふかふかの子宮を目指しましょう。

子宮後屈の方が心がけること!

では子宮後屈を改善していくために

日頃から心がけることをお伝えしていきます。

仙骨が後ろに倒れてしまっているのを

正常な状態に戻していきたいので

まずは座り方を意識してみます。

いつもと違う姿勢をずーっと保つのは

とても辛いので、、

まずはデスクワークをしているときや食事の際

思い出したら意識してみましょう。

姿勢を良くしようと思うと

腰が反ってしまうことが多いので

お尻に意識を向けます。

椅子に腰掛けお尻の穴のあたりをキュッと引き締めます。

そして頭のてっぺんを糸で引かれているようなイメージをします。

心がけるのはたったこれだけです!!

いつでも簡単にできるのでぜひ意識してみてください。

腰痛や背中の凝りがひどい方は

鍼灸や整体で緩めるとさらに効果的ですよ。

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。