身体で炎症は意外と起きている!?

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①炎症ってそもそも何?

炎症とは異物や自分の古くなった細胞を排除して

生体の維持をしようとする反応です。

 

炎症と聞くと悪いイメージや痛々しいイメージもありますが

自分の身体を守ったり維持していくための働きです。

 

細菌やウイルスが身体に侵入してきた際も

免疫細胞が働き、炎症反応を起こすことにより攻撃しています。

 

基本的には初めに自然免疫が働きます。

自然免疫による炎症は比較的治りやすいです。

 

しかし自然免疫では対処できなかった場合に

獲得免疫が働き抗体を作るため

時間がかかり、その分炎症も長く続いてしまいます。

 

要するに身体を守ろうとすればするほど炎症は起こり

また新たな細胞が作られ私たちは生きています。

 

なので炎症が起こることが悪いわけではありません。

でも余計な炎症を起こしてしまうと

そこにもエネルギーは必要となるため

できる限り起こらなくても良い炎症は抑えていきたいですね。

②炎症が起こると身体はどうなる?

炎症が起こるとそれを抑えようと様々な物質が働きます。

エストロゲンというホルモンもその1種です。

 

炎症が起これば起こるほど

それを浅たいエストロゲンは増えます。

 

女性がエストロゲンを抑えられなくなってしまうと

身体に様々な不調が起こります。

 

エストロゲンを調整できなくなると

生理周期が乱れたり、不正出血を引き起こしたり

子宮内膜症の原因にもなります。

 

子宮内膜症により肥満細胞が活性化すると

炎症物質を撒き散らし、様々な場所に炎症が広がることもあります。

 

生理痛も起こりやすくなります。

そうなる前に今できることをしましょう。

 

③炎症を抑えるためにできること!

炎症を抑えるにはエストロゲンの働きを落ち着かせることも

とても大切になってきます。

 

エストロゲンによく似た物質で

内分泌撹乱物質と呼ばれるものがあります。

  • 重金属
  • ダイオキシン
  • 有機汚染物質

と言ったものです。

 

重金属には鉛やカドミウム、水銀などがあり

火力発電などにより大気に放出し、その後海へ流れます。

 

マグロなどの大きな魚は重金属を多く含むため食べすぎないように注意が必要です。

カドミウムは土壌に蓄積するため玄米でお腹の調子がすぐれない方は白米にしてみましょう。

 

ダイオキシンはプラスチックを燃やす際に発生するため

袋のままレンジをしたりするのはできるだけ避けましょう。

 

これらの物質は排泄機能がしっかりと整っていないと

身体の中に蓄積してしまいます。

 

これまで通り腸内環境の改善もしながら

上記のような物質にも気をつけてみてください。

 

余計な炎症を避ける事ができたら

その他の炎症を早く抑えることができるようになります!

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。