足の冷えと睡眠

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①最近寝付きが悪い!

最近寝付けないんです!というお声を耳にします。

 

「よく眠れていたはずなのに・・・」

と感じられている方が他にもいらっしゃるかもしれません。

 

寝る前ご自身の足を触ったことはありますか?

この時期お風呂から上がり

しばらく時間が経つと足が冷えているということはありませんか?

 

実はこの足の冷えが寝付きと関係しているのです。

寝るときは頭の熱を抜き体温を下げていくことが必要です。

ですが頭の熱をうまく抜くことができないと

寝付きも悪くなってしまいます。

 

ではなぜ足の冷えが関係しているかというと

身体の熱は手先や足先から抜いていく仕組みになっています。

 

そのため手足が冷えていると

血流が悪く熱抜くルートが塞がってしまうのです。

 

手足がぽかぽかで血流が良い状態だと

スムーズに熱を抜くことができスッと眠りに入ることができます。

 

これがとっても得意なのが赤ちゃんです。

赤ちゃんは眠くなると手足がぽかぽかになり

一度寝ると多少のことでは起きません。

 

大人になると代謝が低下し睡眠も乱してしまうのです。

赤ちゃんの状態を目指して手足をぽかぽかにしましょう。

 

②頭寒足熱を目指そう!

先ほどの説明のように

頭が冷えていて、足が温かい状態が理想です。

 

この状態を作るにはまず頭から一番遠い足を温める必要があります。

 

頭から足までは神経や血管でつながっています。

そのため足までの神経の伝達が良ければ良いほど

頭の熱は足へと放熱がしやすくなります。

 

当院では神経の伝達を鍛えるために

毎日お灸でのケアをしていただいていますが

お灸がなくても足のマッサージやストレッチなどで

筋肉に刺激を与えることでも改善は可能です。

 

特に足先は毛細血管というとても細い血管が通っているため

しっかりと血管が開く癖をつけていくことが大切です。

 

身体の緊張が強いと血管はより収縮しやすくなるため

普段から忙しくしていたりストレスを強く感じている方も注意が必要です。

 

意外と男性の方でも足が冷えていることもあるので

ご自身で触って確認をしてみてください。

 

冷えに気づいた方や睡眠にお悩みの方は一緒に頑張りましょう。

 

③自分の力を信じて身体を温めよう

ではここからは実践に向けてです。

冷えている、睡眠にお悩みのあるという方は今日から実践しましょう。

 

また冷えを感じていなくても足の血流を良くすることは

身体にとても良いので同じようにやっていただいて大丈夫です。

 

皆さんは冷え対策としてどのようなことをしていますか?

 

・カイロ

・電気毛布

・腹巻

・レッグウォーマー

 

これらを使っている方は要注意です!!

 

温めることはとても大切です。

しかし外から温めるだけでは根本的な改善にはなりません。

 

カイロなどを貼った部分はとても温かくなるため

身体は「自分は冷えていない」と判断し

温める機能を止めてしまいます。

 

これを繰り返すと身体は自分で温める機能を失い

カイロなどのアイテムがないと身体を温められなくなってしまうのです。

 

自分自身でエネルギーを作り

身体の内側から熱を出せるようになりましょう!

 

とはいえ冷え切った身体をいちから温めるのはとても大変です。

初めの冷えを強く感じるときは

 

・お風呂に浸かる

・足湯

・湯たんぽ(レンジタイプも可)

・お灸

 

などを使って一時的に温めるようにしましょう。

 

寝付きが悪い方は寝る前に布団の中に湯たんぽを入れ

温めておくのもおすすめです。

足が温かければ温める必要はありません。

 

皆さんは正しい身体の温め方をされていましたでしょうか?

是非ご自身の力を信じた温活をしてみてください。

 

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。