その貧血ほっておいて大丈夫??①

こんにちは(*^^*)

【京都】で「スキルを身につけたい女性が選んだセラピストスクールNо.1 ジネコ整体スクール京都校」 講師の今井隆裕です。

 

女性は貧血の方が多いですよね。

昔は朝礼などで倒れる女性が多く見受けられましたが、

今はそういう懸念を払拭する為に対処もされています。

 

そんな貧血について今回はお話したいと思います。

 

貧血だと何が問題?

貧血の症状としては、

  • 身体がだるく疲れやすい
  • 動機・息切れがしやすい
  • めまい・立ちくらみしやすい
  • 顔が青白い
  • 集中力の低下
  • 味覚の異常

など、様々な症状が現れます。

 

貧血は、栄養素が不足している事で起きやすくなります。

その中でも一番多いタイプが「鉄欠乏性貧血」です。

 

貧血の約70~80%が、体内の鉄分が欠乏して起こる貧血だと言われています。

 

血液中の赤血球に含まれているヘモグロビンは、

鉄分を多く含むヘムという赤い色素とタンパク質が合成されたもので、

酸素を全身へと運んでくれます。

そして、代謝で産生された二酸化炭素を肺まで運んでいくのもヘモグロビンです。

 

しかし、鉄分が不足しているとヘモグロビンが生成しづらくなり、

身体の隅々まで酸素を届けづらくなって、身体が酸欠状態になってしまいます。

 

このように貧血が起こると、全身の倦怠感・動悸・息切れなどの症状が現れます。

また心臓も酸素不足を解消しようと大量の血液を送り込もうとする為に心拍数を上げます。

 

呼吸数が多くなるのも、酸素を身体に取り込もうとする為で、

肺や心臓に負担がかかってしまいます。

 

鉄欠乏性貧血は、鉄分不足に偏った食事や過度のダイエットなどで引き起こされる他にも、

病気などによる出血、胃腸での鉄分の吸収に問題がある場合もあります。

貧血を防止する為にはどうすればいいの?

赤血球は骨髄で生成されるのですが、最初に赤芽球という赤血球の素となるものが作られ

それが細胞分裂を起こし赤血球へと変わっていきます。

 

この時に必要となってくるのが、葉酸やビタミンB12といった栄養素です。

葉酸やビタミンB12が不足していると赤芽球の細胞分裂が上手くいきません。

 

そのかわりに「巨赤芽球」という大型の赤芽球が作られてしまい、

赤血球が増えなくなってしまい貧血となってしまうのです。

これの場合の貧血を「巨赤芽球貧血」とも言います。

 

バランスのいい食事をしていない事が大きな原因と考えられますが、

過度のダイエットのほか、大量の飲酒でもこのタイプの貧血を起こしやすくなります。

 

また胃腸の吸収障害で栄養素をうまく吸収できずにいると、

相対的に葉酸やビタミンB12も吸収しづらくなるので同じようになります。

その場合は、葉酸やビタミンB12を投与するなど治療法が確立されていますので、

過剰な心配は必要ありません。

 

鉄分は、食事で摂取したうちの約10%程度しか体内に吸収されないと言われるほど、

吸収されづらい栄養素です。

 

その上、他の栄養素が不足していると吸収率は下がります。

その為、鉄分を多く含む食品だけでなくバランスの良い食事を一緒に食べる必要があります。

 

鉄分は、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類に分類されます。

ヘム鉄を多く含む食品は、レバーや肉、魚類など動物性が多いです。

非ヘム鉄を多く含む食品は、野菜や豆類、海藻などで植物性が多いです。

 

ヘム鉄は非ヘム鉄よりも身体への吸収率が高く、

レバーや牛肉の鉄分の吸収率は約20%とも言われ、

非ヘム鉄の吸収率は10%以下のものが多いのですが、

動物性食品やビタミンCなどと一緒に食べると

吸収率が良くなるとも言われてもいます。

 

バランスの良い食事が大切だという事ですね。

 

今回はここまでに。

次回、その貧血ほっておいて大丈夫??②

をご期待ください。

 

今回の情報はお役に立てたでしょうか?

あなたが健康で元気になって頂く事が私たちの喜びです。

でも、あなたのご家族やお友達などは違う事で身体について悩まれているかも知れません・・・。

そんな時にあなたのアドバイスや技術で笑顔にしてあげる事ができればどうでしょうか⁉

あなたの周りを笑顔にする為の知識・技術をジネコ整体スクールでは提供しています。

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今井 隆裕(いまい たかひろ)

鍼師、灸師(国家資格)

中安外科医院 リハビリ部門主任、JRA 出張施術部門主任として勤務の後、西洋医学と東洋医学の知識と技術を用いる事で、女性の為の美と健康の身体のケアと心理カウンセラーとしてのメンタルケアをサポートしながら、一人の子供の父親として育児や妊活で悩んでいる女性のアドバイス・サポートを行っている。

現在、 Gyneco-Laboスクール部門京都校で技術を指導する講師として活躍中