いよいよ全国的に梅雨入りしましたね。(北海道を除く)
雨の日が続き仕事などのお出かけの際にも傘をささないといけないし、洗濯物も乾きづらく、部屋の中もジメジメして鬱陶しいですよね。
でも雨もある程度は降らないと水不足になり、
これからの作物が育ちにくくなるので多少我慢する必要もあるのが悩みどころ。
そんな梅雨の時期になると体調を崩しやすくなる方がおられます。
「なんか体調がイマイチだな…」程度のものから、
「頭痛」「めまい」「胃腸障害」「痛み」などのツラい症状を訴える人まで。
なぜ梅雨の時期に体調が悪くなってしまうのか?
その原因と梅雨時期に体調を崩しやすくなる人の特徴を今回はお話したいと思います。
なぜ梅雨時期に体調が悪くなるのか?
梅雨になると、普段以上に多くの雨が降りますよね。
雨が降っていなくても『湿気』が多く、空気が重くジメジメしています。
また梅雨時期だけではなく、何日間も降り続く雨で体調を崩しやすくなる方もいらっしゃいます。
東洋医学ではこの『湿気』が身体に悪さとする原因と考えられており、
それを『湿邪』といいます。
湿気が強い(湿度が高い)状態だと、身体の中に湿気を取込んでしまいます。
例えるなら、身体が「除湿剤」のような働きをしてしまい、
身体の中に余分な水分を溜め込んでいる状態です。
この余分な水分が溜まる事で「体調がおかしい」「何となくしんどい…」などが起こります。
その他の原因として考えられるのは、
最近巷で少しずつ言われるようになってきた『気象病(天気痛)』があります。
全国で約1千万人以上の方がこの『気象病』で悩んでいると言われてます。
研究がすすんでいくうちに、『気圧』・『気温』・『湿度』などの気象の大きな変化が原因で、
自律神経が乱れ、頭痛・めまい、関節痛などが起こるとされ、認知されるようになってきました。
昔から「雨が降る前に頭痛がする」「古傷が痛む」というのが、
解明されてきた結果だと思います。
ではどんな人がなりやすいのでしょうか?
湿気(湿邪)で体調を崩しやすい人は…
●胃腸の機能が弱っている
●体内の水分調整機能が弱っている
次に気象病で体調を崩しやすい人は…
●ストレスなど緊張状態が続いている
●血流が悪く、凝り・冷えなどがある
が数多く見受けられます。
ではどういう対策をすればいいのか?
両方ともに言える事ですが、
まずは規則正しい生活をする事が大事です。
身体は自律神経に支配されていると言っても過言ではありません。
自律神経のバランスが乱れると、血流が悪くなったり、内臓がうまく働きません。
自律神経を整える方法として、
●夜更かしをせず、しっかりとした睡眠をとる
●バランスの良い食事をする
●ストレス発散の為のリラックスできる時間・方法をとる
●適度な運動・ストレッチをして血流を良くする
などがあります。
これらをするだけでも、体調は崩しにくくなります。
追加の対策方法としては、
湿気(湿邪)が原因の人は…
●適度に水分を摂り、しっかりと排出させる
●胃腸に負担のかかるような食事を控える
気象病が原因の人は…
●古傷のところを冷やさない様にする
以上の事を試してみてください。
今回の情報はお役に立てたでしょうか?
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今井 隆裕(いまい たかひろ)
鍼師、灸師(国家資格)
中安外科医院 リハビリ部門主任、JRA 出張施術部門主任として勤務の後、西洋医学と東洋医学の知識と技術を用いる事で、女性の為の美と健康の身体のケアと心理カウンセラーとしてのメンタルケアをサポートしながら、一人の子供の父親として育児や妊活で悩んでいる女性のアドバイス・サポートを行っている。
現在、 Gyneco-Laboスクール部門京都校で技術を指導する講師として活躍中