タンパク質と肝臓

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①タンパク質の働き

タンパク質とは

人の身体を作るために

必ず必要な細胞の主な成分です。

筋肉や髪の毛、爪などといった部分も

タンパク質でできています。

肉・魚・卵・などの食材に含まれ

胃や腸に運ばれるとペプチドという形に分解され

さらにアミノ酸に分解されていきます。

分解されたものは肝臓に運ばれ

その後身体で使える形えと変換されていきます。

自然界には500種類ものアミノ酸がありますが

タンパク質を構成しているアミノ酸は20種しかありません。

20種類のうち11種類は体内で合成して補うことが可能ですが

残りの9種類は体内で絵の合成ができないため

食事から摂取する必要があります。

この9種のアミノ酸を必須アミノ酸と言います。

アミノ酸にはスコアが決められており

スコアが高いほど吸収する量も増えます。

反対に1種類でも点数の低いアミノ酸があれば

一番低いものに合わせた量しか吸収ができないという仕組みです。

例えば卵はアミノ酸スコアが100なので

1品足りないなと思った時にはもってこいの食材です。

②異化と同化

上記で説明したように

分解されたタンパク質は肝臓に運ばれます。

その後肝臓でタンパクの合成が行われます。

合成されたものは身体で使える形になっているため

その後全身に使われていきます。

肝臓では同化と異化の2つの働きがあります。

タンパクの合成をする同化の働きと

お酒やお薬などを分解する異化の働きです。

異化の働きに時間がかかっていたり

エネルギーをたくさん使ってしまうと

同化は後回しになることがあります。

異化も同化も身体にとって

とても重要な働きなので

バランスよく働ける状態を作ってあげることが大切です。

③肝臓の働きを上げよう!

ではどのようにすれば

肝臓の働きを上げることができるのでしょうか?

ポイントとなるのは脳と胃腸です。

脳に疲れが溜まっている状態

ずっと脳が働いてしまっている状態が続くと

脳は肝臓の疏泄作用を狂わせてしまいます。

疏泄作用というのは

胃腸など様々な臓器に指令を出す働きで

働きが狂ってしまうと

臓器にストップをかけてしまいます。

そうすると胃腸の働きは悪くなり

消化ができず未消化になってしまったり

栄養を吸収することができなくなってしまいます。

未消化のものが肝臓に入ってしまうと

さらに肝臓の負担が増えてしまうため

悪循環になってしまいます。

しっかり質の良い睡眠をとり

脳を休ませてあげること

食べ物をよく噛んで

消化の手助けをしてあげることが

肝臓の働きを良くする第一歩となります。

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。