男性の妊活を考える

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①男性不妊とは?

一般的には結婚後の夫婦が通常の頻度で辞任せずに

夫婦生活をしながら1年間妊娠に至らない場合が「不妊症」であり、

少なくとも男性側に原因があるときに「男性不妊症」と言います。

 

女性に原因があると考えがちな不妊治療ですが

最近では半分以上の方が男性側にも問題があります。

 

どちらか1人が原因とは限らず

お互いに生活習慣の改善や体質改善が必要な時代となっています。

 

しかし女性の方が圧倒的に病院の通う頻度が多く

自然と女性の知識が豊富になっていきます。

 

そこで夫婦間での温度差を感じたり

「旦那は協力してくれない」などと言った声が多くなります。

 

勿論そこで男性側が調べたり、行動すれば良い話なのですが

何からやっていいか分からずそのままと言った方がほとんどです。

 

当院でも男性の施術を行っていますが

知ることで行動に移せるようになったり

精子の質の改善ができることで

夫婦の関係性がより良くなり

結果が出るのも早くなっています。

②男性ホルモンについて

男性ホルモン=テストステロン

 

テストステロンは男性の場合95%が睾丸

5%が副腎で分泌・合成されています。

 

テストステロンは

・男性としての機能の維持(性欲なども)

・筋肉の増強

・集中力や判断力

などを司っています。

 

ホルモンが低下すると

・過剰に疲れやすくなる、だるくなる

・制欲が低下

・不眠

・集中力の低下

・イライラ

などの症状が出やすくなります。

 

テストステロンの分泌のピークは20代です。

そのため年齢とともに低下するのは自然なことですが

材料が不足すれば、若くても分泌が低下することがあります。

 

妊活を頑張られている方にとって

とても重要なホルモンですので

維持していけるように自宅でできる事から始めましょう。

③自宅で簡単にできること

⑴食事の改善

まずテストステロンを含むホルモンの材料はコレステロールです。

太ってきたという方も、質の良い油をとっていただくのは大丈夫です。

酸化した油は精子の質の低下にもつながるので

アマニ油や絵ごま油をサラダなどにかけて摂るようにしましょう。

 

また精子はタンパク質でできているため

肉や魚、卵や豆類も積極的に取り入れましょう。

料理が苦手な男性でも納豆や豆腐、ゆで卵などは

簡単に準備できるのでおすすめです。

 

朝時間がなくて食べていないという方でも

ゆで卵を1つ食べて出かけるというのは簡単に実践できそうですね。

 

⑵運動

次に運動です。

筋トレの際にテストステロンは分泌されます。

ホルモン自体が出にくくなっている方は

少し筋トレを取り入れてみましょう。

 

また下半身の筋トレをすることで

血流も良くなり、精子の質UPに繋がります。

 

デスクワークや同じ姿勢での仕事が多い方は

積極的に取り入れましょう。

 

⑶射精

最後に3日に1回の射精です。

 

1匹の精子の寿命は約3日で、70日間かけて作られます。

 

通常は毎日作られるものですが、

精子を溜め過ぎてしまうと、身体が必要ないと判断し、

作るスピードが低下したり数が減ってしまいます。

 

精液検査での指摘があった方も落ち込む必要はありません。

毎日状態は変わりますし、疲れなども影響します。

 

できるだけ新鮮な状態を保ち

疲れている時はしっかり休んだり

大事な時期はお酒を控えるなどすれば

良い精子になっていきます。

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。