移植前に知っておきたいこと

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①どんな油を使っていますか?

まず初めに移植までに必ず知っていただきたい「油」についてです。

体外受精をするにあたって

細胞の質をよくするということはとても重要なことです。

今回は移植の前に知っておきたいことということで

内膜(細胞)について考えていきたいと思います。

細胞は油の層に包まれていて

その油の質によて細胞の質も変化していきます。

油が酸化した状態だと細胞膜も酸化してしまうということです。

そのため日常的にとっていただく油を

質の良いものに変えていただくことで内膜の質を上げることができます。

調理する時に使う油は

長期保存や加熱調理に向いているオメガ9系の油を中心に使っていただくと◎

・オリーブオイル

・菜種油

火を通さずにとっていただきたい油が

加熱には弱く酸化はしやすい油ですが

体内でDHAやEPAに変換されるオメガ3系の必要な油です。

・アマニ油

・エゴマ油

上記のように油をうまく使い分けて使っていただき

コレステロールを取ることによって

細胞の質も上がっていきます。

内膜の場合、厚くならなかったり、着床しないなどの悩みがある方は

油の質を変えていただくことでふかふかで柔らかい内膜を作ることにつながります。

②子宮の性質って!?

次に子宮は何でできているかご存知ですか?

答えは「筋肉」です。

よく考えると筋肉って当たり前のことと思うかもしれません。

しかし子宮は平滑筋という筋肉でできており

手足の筋肉のように鍛えたり、自由に動かすことが難しい筋肉です。

自律神経が支配しているため

交感神経や副交感神経の働きによって

縮まったり、緩んだりしています。

生理中はぎゅっと縮まることで

経血を外に出していますが

移植の場合は子宮がふわっとリラックスしていて

緩まっている状態が望ましいです。

その為子宮の血流を良くし、ポカポカにすることで

子宮をリラックスさせ移植に向かっていただきます。

移植の直前まで子宮を柔らかくする施術を行うことで着床率もアップしています。

③当日までの過ごし方

そして最後に移植までの時間をどのように過ごすかです。

もちろんお仕事などもあるため

いつもと変わらない生活を送りながらできることをしていきたいですよね。

1つ目は有酸素運動やストレッチです。

血流を維持していくためにも毎日少しでも取り入れるようにしましょう。

激しい運動は子宮や卵巣への負担となってしまうため

ウォーキングなどで身体を温めましょう。

通勤の時に取り入れるなど何かのついでにやると続けやすいですよ。

次にリラックスです。

不安や焦りもあると思いますが

呼吸は唯一自律神経を自分でコントロールできる方法です。

ゆっくりと深い呼吸をすることで副交感神経を優位に働かせることができます。

呼吸をし心を落ち着かせることで血管も広がり良く眠ることができます。

夜には成長ホルモンも出るため

内膜の成長を促すためにも良い睡眠をとることはとても大切です。

最後にご主人との協力です。

移植だから男性にできることはないなんてことはありません!

家事を分担するなどし、できるだけ早くリラックスした時間を過ごせるようにしたり

奥様の足のマッサージをしてあげるのも良いです。

また女性は話をすることで気持ちが落ち着くこともあります。

移植に向けてお互いに前向きに過ごせるように是非協力し合ってください。

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。