辛いムクミにさようなら

こんにちは。Gynecoスクール 兵庫校の吉田英敏です。

むくみのウソホント

●ラーメンのスープを飲み干したらむくむ

→ホント

体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるため、塩分のとりすぎはその濃度を薄めるために体内の水分を溜め込んでしまい、結果むくみとなります。

●むくみ解消のためには水分を控えると良い

→ウソ

むくみの原因は水分のとりすぎではなく、血液循環が悪いためです。水分はとりすぎても不足してもむくみに繋がります。

●お酒を飲み過ぎると翌日むくむ

→ウソ

お酒は利尿作用があり、体内の水分は減るはずです。飲み過ぎてむくむのではなく、一緒に食べている塩分の多い食事が原因のひとつです。〆のラーメンは要注意ですよ。

●むくみにはシャワーより湯船に浸かる方が良い

→ホント

体を温めて血液循環を良くすることは、むくみの解消や予防に効果的です。

むくみが出る5つ原因

① 身体を循環している水分が多くなりすぎたり、流れが悪くなったりする事で、特定の場所に水分が滞り血管外へ漏れ出る

②血液中のタンパク質濃度が下がり、血液中に水分が保てなくなり、血管外へ水分が漏れ出る

③炎症やアレルギー反応、ホルモンの影響により血管の壁が水分を通しやすくなり血管外へ水分が漏れ出る

④リンパ管の流れが悪くなり、リンパ液が滞留する

⑤薬による副作用

以上の5つの原因が考えられます。

自分がどれに当てはまるかチェックしてみて

それぞれに合った対策をしていきましょう。

今日からできる!むくみ対策

血流中の水分が必要以上に血管の外にしみ出して、皮膚と皮下組織内に溜まった状態をむくみといいます。

長時間同じ体勢でいることによる血行不良などにより、リンパの流れが滞って起こる一時的なものと、心臓や腎臓、肝臓、甲状腺などの病気が原因で起こるもの、薬による副作用によるものがあります。

靴下を脱いだときにゴムの跡がついたり、夕方靴がきつくなったり、手がむくんで指輪が抜けないなどは一時的なむくみです。

まず一番に有効なのは、体の血流を良くすることです。湯船に浸かる、冷えないような服装を心がける、鍼灸治療を受けるのも血液循環を改善するのに有効です。

そしてとりすぎた塩分を排出するには、意識してカリウムを含む食品をとると良いでしょう。ほうれん草、小松菜、いも類、海藻類、豆類や、バナナ、キウイなどフルーツもおすすめです。

その他にも、生活習慣の改善、ストレスをためない、長時間同じ姿勢を取り続けないなど、できることから始めていきましょう。

ジネコスクールでは女性のライフサイクルを支える西洋医学と東洋医学を基礎から学べます。

興味のある方は是非お問い合わせください。

吉田英敏 : Gynecoスクール兵庫校

鍼師 灸師 柔道整復師(国家資格)

妊活・婦人科系から産後まで女性に特化したトータルケアの専門治療院を兵庫県で2院開院。また、自律神経調節も得意としており、不眠症に悩んでいる方などに多くの支持を得ております。

「妊活に悩む方のサポート」
「産後の不調に悩む方のサポート」
「自律神経系に悩む方のサポート」
の専門家として同業者向けセミナーや、一般向けのセミナーなども開催。

ラジオで妊活への想いなども語っております。

現在、 Gyneco-Laboスクール部門兵庫校で技術を指導する講師として活躍中