産後の悩み 体型が気になる。
「産後は体重を落として産前の体型に戻したい!」
もしくは、
「産前よりももっと痩せたい!」
というお声をよく耳にします。
体型のことだと、
- 体重が落ちない。
- 足の太さが気になる。
- ぽっこりお腹が気になる。
- 産前のパンツが履けない。
- 骨盤でパンツが引っかかってしまう。
- がに股なってしまった。
その他には、
- 尿もれがある。
- おっぱいの張り
- 乳腺炎になっちゃいそう。
- 母乳の量
- 抜け毛
などなど色々なお悩みがあります。
ママになってもオシャレをしていきたいということは、
素晴らしい女性の気持ちです。
そんな女性を応援したいと思います。
骨盤がひろがっていくのはホルモンが原因!
産後に骨盤がひろがっている理由はホルモンにあります。
その理由は、出産のための準備です。
妊娠してからホルモンの分泌が変わっていきます。
骨盤と出産、ホルモンいうことを考えていくと、
9ヶ月を過ぎる頃から、DHEA-S、エストロゲン、プロスタグランジン、リラキシンというホルモンの影響によりコラーゲンの分解が促進されていきます。
その中でも、リラキシンというホルモンは、主に胎盤で産生されるホルモンで、恥骨結合や骨盤靭帯を緩める作用を持つとこで知られています。
その他に、リラキシンは液体摂取を増やす原因とも考えられています。
股関節でひっかかって産前のパンツが履けない原因は・・・
股関節を構成する骨は、骨盤を構成する骨と太ももの骨(大腿骨)です。
この太ももの骨が骨盤から出ている筋肉が太ももの骨に付着するのですが、妊娠中の状態や出産時の影響で太ももの骨の向きを変えてしまうことがあります。
対応策としては、お尻の筋肉を柔らかくしておくことです。
出産してしまった後からでもケアをしていけば改善することができます。
一番のオススメは、マタニティー期の時からケアをすることです。
マタニティーの時に、ガニ股になって上半身が反っている妊婦さんをみますが、あの状態はあまり好ましくありません。
このガニ股になって上半身が反っている状態の時にお尻の筋肉が硬くなってしまっているのです。
お尻には、大臀筋、中臀筋、小臀筋、梨状筋、梨状筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋、恥骨筋という筋肉が働くことでガニ股(股関節外旋)となるのです。
更に、ママの身体が苦しいと中にいる赤ちゃんは居心地のよくないお家で過ごしているのと同じ感じになってしまいます。
お尻の筋肉ってとっても重要なんですよ。
最後に
産後の骨盤の状態はとてもいい状態とは言えないので、ゆっくり横になって寝ていることが骨盤を回復させるのにとても有効です。
21日間はゆっくり過ごすということを昔の方は言っていました。
重力から身体を守っていくには横になって寝ていくことが重要です。
産後の骨盤矯正も有効になります。
岡本如弘(おかもとなおひろ)
柔道整復師(国家資格)
Gyneco-Laboスクール千葉校の代表
千葉県野田市で整体で女性の妊娠から産後までのサポートする接骨院 院長。
妊娠から産後というストレスの減らす方法としてより良いものを提供するために心理学を学ぶ。 ストレスを減らしていくために「女性のココロと身体の安定」という観点からサポートすることで妊娠したり、産後の子育てに悩んでいたママの考えを一緒に修正して子育てが楽しくなるためのお手伝いをしている。
同業者向けに、 「ココロの安定」という観点で講座を開講し、 受講生の考え方を変えていくことでココロが安定します。