呼吸と姿勢について

呼吸筋

前回のブログで女性の呼吸は、上の方の胸郭を使うタイプとお伝えしました。   

胸式呼吸とは、

胸を膨らませていく呼吸ですが、

前回は、大胸筋、小胸筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋などが関係しているとお伝えしました。

このあたりをもう少し解説していきますね。

 前回書いた筋肉は、呼吸補助筋といわれている筋肉です。

呼吸筋で1番関係するのは、横隔膜。 横隔膜は筋肉です。

横隔膜っていうから筋肉ではないと思っている人がいるかもしれませんね。

横隔膜って!?といわれたら、

焼肉でいうと「ハラミ」の部分です。

他には、どんな筋肉があるのかというと、

横隔膜、内肋間筋、外肋間筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋も関与している筋肉になります。

猫背と呼吸

猫背なっている人を想像してみてください。

胸は張っていない状態で、首は少し前になっていて、背中は丸まっている状態。 このような姿勢に関係している筋肉ということで呼吸に関係している筋肉として紹介させていただきました。

深呼吸をするときに猫背のまま深呼吸しますか?

多くの人は、胸を張って手を広げて深呼吸をしますね!?

手を広げて少し上を向くような姿勢の方が呼吸がたくさん入ります。

胸の筋肉や僧帽筋という筋肉を柔らかくすることも結果的に呼吸をしやすい環境を作る事ができます。

大胸筋は、乳房の下の部分にある筋肉です。

胸にある大きな筋肉で、

胸骨と鎖骨と肋骨の部分から肩の部分の骨(上腕骨)についています。

バストアップの時に鍛えたい筋肉です。 腕立て伏せをすると鍛えられるという部分です。

小胸筋は、大胸筋よりも下にある筋肉です。

脇の下の肋骨から肩の関節の横にある鎖骨の下の部分(肩甲骨 烏口突起 うこうとっき)に

ついています。

僧帽筋は、肩こりに関係する筋肉です。

3つに分けることができて役割もそれぞれ異なります。

後頭部の骨や首の骨についている項靭帯(こうじんたい)背中の骨(胸椎の棘突起  きょうついのきょくとっき)から鎖骨や肩甲骨(肩峰 けんぽう 鎖骨を肩に向かって触っていった鎖骨の端っこ)肩甲骨の肩甲棘(けんこうきょく 肩甲骨を下 腰側から、上 頭の方に触っていって止まる段差のある部分)についています。

首からの神経が動きをコントロールしています。

肩を上下にさせるのに関与します。 首の動きにも関与します。

胸鎖乳突筋

首の横にある筋肉です。

耳の下あたりと後頭部の骨から胸骨と鎖骨についています。

首を上下に動かしたり、首を回すのにも働きます。

どんな筋肉なのかを知るとイメージがしやすいのではないでしょうか?

セルフケア

最後にセルフケアです。
 
  • 首を回すこと
  • 首を上下左右に動かすこと
  • 腹筋に力を入れること
  • 肩を回すこと
などをすると呼吸の補助筋に対してのケアになります。
 
 
直接的なセルフケアは!?
といわれると、
ゆっくり吐いて、ゆっくり吸う深呼吸がオススメです。
 
 
内肋間筋、外肋間筋、横隔膜について動かすことができます。
 

岡本如弘(おかもとなおひろ)

柔道整復師(国家資格)

Gyneco-Laboスクール千葉校の代表

千葉県野田市で整体で女性の妊娠から産後までのサポートする接骨院 院長。

妊娠から産後というストレスの減らす方法としてより良いものを提供するために心理学を学ぶ。 ストレスを減らしていくために「女性のココロと身体の安定」という観点からサポートすることで妊娠したり、産後の子育てに悩んでいたママの考えを一緒に修正して子育てが楽しくなるためのお手伝いをしている。

同業者向けに、 「ココロの安定」という観点で講座を開講し、 受講生の考え方を変えていくことでココロが安定します。