こんにちは。Gynecoスクール京都校 講師の今井隆裕です。
この時期に関わらず、女性の方は冷え性に悩んでいる方は多いですよね。 カイロ・腹巻・靴下の重ね履き・・・
色々な工夫をしているはずなのに中々改善されない・・・
そんな事をよく耳にします。
そんな冷え性でお悩みの方が、少しでもマシになるかもしれないお話をさせて頂きますね。
首のつくところを温めましょう♪
冷え性の原因は色々です。
女性はファッションの為に薄着をしたり、流行りにのって肌の露出しているものを着ていたりします。
最近よく男女問わず見かけるのは、スニーカーやパンプス用のソックスです。
見た目はスッキリしておしゃれなのですが、実は冷え性の原因の一つにもなりやすいのです。
昔から「首という名前のつく場所を温めなさい」と、お婆ちゃんの知恵袋ではないですが言われてい ます。
(若い方は知らないかもしれませんが・・・(苦笑))
これにはちゃんと理由があって、首・手首・足首はそれぞれ浅い所に動脈が通っており、ここを冷やしてしまうと体温も下がり冷え性の原因にもなってしまうのです。
知らず知らずにしていた事が冷え性の原因だったかもしれないので、一度見直してみてくださいね。
その食べ物は大丈夫?
女性はダイエットの為にサラダを食べたり、スイーツを好む人が多いですよね。
実はその食べ方や食べ物が冷えの原因を作っているかもしれません!
今やスーパーでは、ハウス栽培などの技術が良くなり色々な食材が常に置いてあります。 しかし、食べ物には旬というものがあります。
例えば、きゅうりやトマトなどは本来夏の野菜ですがスーパーに行けばいつでも買えます。
それ自体はありがたい事ですが、ちゃんと食べ物それぞれには役割があるのです。
先ほどあげた、きゅうりやトマトは水分が多いですよね。
それは夏の暑い時に食べる事で、身体にたまった熱を冷ます性質があるからです。
サラダにもきゅうりやトマトが入っている事が多いですが、それをずっと食べていると身体を冷や す原因になってしまうので気をつけてくださいね。
なぜその様になるのかを東洋医学的に説明してみましょう。
東洋医学で見てみると
東洋医学では、食べ物は『五性』に分けられます。
身体を温める作用のある『熱性』『温性』
身体を冷やす作用のある『寒性』『涼性』
冷やしすぎず、温めすぎず、寒熱のどちらにも属さない『平性』
先ほどの、きゅうりやトマトは身体を冷やす作用があるので『涼性』に属します。
身体を温める食材の有名な生姜は『温性』に属します。
では、女性の好きなスイーツはどうでしょうか?
スイーツには砂糖が多く含まれていますよね。
砂糖は身体を冷やす作用があるので『涼性』に属します。
その見分け方として絶対的ではありませんが、夏などの暑い時期や熱い場所で取れるものは『寒性・ 涼性』に属しやすく、冬などの寒い時期や寒い場所に取れるものは『熱性・温性』に属しやすくなります。
また『寒性・涼性』の食べ物も熱したり温めてあげる事で、性質を『平性』へと変えれる事があるの で(一部を除く)極力火を通して食べて冷え性の原因を作り出さないようにしてくださいね。
今回の情報はお役に立てたでしょうか?
あなたが健康で元気になって頂く事が私たちの喜びです。でも、あなたのご家族やお友達などは違う事で身体について悩 まれているかも知れません・・・。
そんな時にあなたのアドバイスや技術で笑顔にしてあげる事ができればどうでしょうか⁉
あなたの周りを笑顔にする為の知識・技術をGynecoスクールでは提供しています。 ご興味のある方は是非お問合せください。
あなたの第一歩を私たちは応援します‼
今井 隆裕(いまい たかひろ)
鍼師、灸師(国家資格)
中安外科医院 リハビリ部門主任、JRA 出張施術部門主任として勤務の後、西洋医学と東洋医学の知識と技術を用いる事で、女性の為の美と健康の身体のケアと心理カウンセラーとしてのメンタルケアをサポートしながら、一人の子供の父親として育児や妊活で悩んでいる女性のアドバイス・サポートを行っている。
現在、 Gyneco-Laboスクール部門京都校で技術を指導する講師として活躍中