ぐっすり眠れていますか?
こんにちは。新潟市でセラピスト起業を目指す方のための整体セラピストスクール「Gyneco Labo整体スクール新潟校」を開講している小高翼です。
今日は「不眠症」についてお話したいと思います。
新型コロナウイルスの流行が長引くにつれて、当院にも睡眠についてのお悩みのご相談が増えてきました。
不安や緊張による精神的ストレス、マスク着用による呼吸の質の低下など、様々な生活環境の変化も大きく影響していると考えられます。
実は、睡眠の質は身体全体の状態が反映されているものなのです。
睡眠障害はどうやって起こるの?
人間は自律神経によって生理反応を調節しています。
自律神経には交感神経と副交感神経があって、シーソーのような関係性があります。
交感神経は活動時・緊張時・ストレス対抗時に合わせて、全身を整えてくれます。
副交感神経は睡眠時やリラックス時に働き、全身を調整してくれます。
例えば、血管の働きで見ると、交感神経は末端の血管を収縮させ、副交感神経は末端の血管を拡張させます。
ここで一つのわかりやすい事例をあげて説明してみましょう。
小さいお子さんが眠たくなると、手足がポカポカしてくる現象がありますよね?
人間は眠りに入る時には、身体の中心部の体温を下げることで眠りに入ります。
具体的には、手足の末端部の血管に血液を送ることで、体表から放熱を行い、体温を下げます。
これを行うためには副交感神経が優位に働いている方が有利なのですが、
このご時世では交感神経が優位に働くことも多く、末端の血管に血液が送りにくいために眠りに入りにくくなってしまうのです。。。
寝る前のスマホやPCにも注意!
質の良い睡眠を得るためには、身体を副交感神経優位の状態に持っていってあげるのがポイントです。
首や頭のマッサージや手足の温熱、ストレッチなどがオススメです!
脳のストレスを抜いてあげるイメージで優しく刺激してあげましょう。
また、寝る直前までスマホやPCの操作をする生活習慣のある方は要注意です!
脳が休まらず、交感神経も活動しやすくなります。
寝る90分前からは触らないようにすると効果的ですよ。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
小高 翼
鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師(国家資格)
サッカーJリーグ アルビレックス新潟 元専属トレーナー
現在、Gyneco-Laboスクール新潟校の代表を務める他、
新潟県新潟市で、
整骨院・整体院
はり灸治療院
訪問マッサージ
骨盤ダイエットサロン の4院の代表を務める。
来院される方の90%が女性で
妊活から産後ママ、美容痩身まで女性のヘルスケアサポートを専門としている。
自院のスタッフ構成も90%が女性であり。女性の活躍推進にも注力している。
また、プロスポーツ選手から脳卒中のリハビリまで豊富な臨床経験を持ち、
その知識経験を後輩セラピストに伝えている。