よいよ花粉や黄砂などが飛び始め、
くしゃみやかゆみなどの症状を訴えられている方が
多くなってきました。
時期的なものなので仕方ないと言えばそれまでですが、
かゆいのはツラいですよね。
目や鼻・肌までかゆくなるのは、
我慢したくても我慢しづらいです。
花粉や黄砂などが飛び舞っているこの時期にできる
そんなかゆくなる肌トラブルの対策などを今回はお話させて頂きますね。
なぜかゆみが出る肌トラブルが起こるのか?
肌トラブルには色々症状や原因があります。
花粉や黄砂などでかゆみのある肌トラブルは肌荒れに分類されます。
肌荒れは、皮膚にあるバリア機能が上手く働いておらず
皮膚表面に起こる不調だと言われています。
皮膚バリア機能は、皮膚の一番外にある角層がもっており、
そのバリア機能がうまく働いている事で
体内の水分が外部へと逃げる事を防ぎ、
紫外線や外からの微生物や病原体、
有害物質が体内へ入って来るのを守ってくれています。
しかしバリア機能がうまく働いていない事で、
- 乾燥する
- 赤くなる
- かゆみが出る
- ゴワゴワと固くなる
- 肌がボロボロとなる
- 吹き出物が出来やすくなる
のような症状が出てきます。
肌荒れは皮膚バリア機能が低下して、
外部からの花粉や黄砂などの刺激物質が皮膚表面を傷つけたりして
皮膚が乾燥して炎症が起き赤みやかゆみが発生するのです。
皮膚バリア機能が低下する原因は?
皮膚バリア機能が低下して肌荒れが起こる要因は、
色々な原因が複雑に関係しあってます。
代表的な原因を説明させて頂きます。
- ターンオーバーが乱れる事でバリア機能の低下
皮膚バリア機能の構成している表皮は、
一番奥の基底層という所で細胞分裂が盛んに行われており、
角化細胞という細胞が生み出されています。
角化細胞は次々生まれてくる新しい角化細胞に押し上げられながら成長して、
表皮の一番外側にある角層(角質層)に達し、その後垢として剥がれ落ちます。
この角化細胞が生まれて剥がれ落ちるまでの新陳代謝の期間を
「ターンオーバー」と言い、その期間は正常な場合は約4~6週間と言われています。
ターンオーバーがうまく行っていれば、
一番外側の角層が「バリア」として体内の水分を保ち、
外部からの異物や刺激などが体内に侵入してくるのを防いでくれますが、
これがうまく行かなくなると細胞が未完成なままで角層まで到達してしまい、
保湿力など機能が不十分になったり、剥がれ落ちるべき角質細胞が垢として剥がれず
残ったままだと、皮膚の表面が固くなったり、吹き出物が出来やすくなります。
ターンオーバーの乱れの代表的な原因は、
- 加齢
- 気温差、湿度の低下
- 紫外線
- 寝不足、疲労
- 栄養不足
- ホルモンバランスの変化
- 喫煙
- 洗顔などによる過度な刺激
- ストレス
などです。
皮膚バリア機能や肌荒れのかゆみを良くするには?
まずはバリア機能を回復させるために、
ターンオーバーが乱れている人は、
前記の原因で当てはまる項目があれば
それを改善するようにしてみてください。
外出する事でかゆみを感じる人は、
紫外線、湿度の低下(乾燥)、花粉や黄砂による刺激が考えられます。
帰宅したらまずすぐに顔や腕などかゆい所を流水で洗い流し、
その後化粧水や乳液などで保水するして
かゆい場所を肌ケアしてください。
入浴などする場合は、肌が過敏になっているので
軽い入浴にし擦り過ぎないようにした後に、
同じく化粧水や乳液などで保水して、
早寝をして睡眠をしっかりとるようにしてくださいね
サプリメントなどで、ビタミンA・C・Eなどを
補給するのも効果てきですよ。
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今井 隆裕(いまい たかひろ)
鍼師、灸師(国家資格)
中安外科医院 リハビリ部門主任、JRA 出張施術部門主任として勤務の後、西洋医学と東洋医学の知識と技術を用いる事で、女性の為の美と健康の身体のケアと心理カウンセラーとしてのメンタルケアをサポートしながら、一人の子供の父親として育児や妊活で悩んでいる女性のアドバイス・サポートを行っている。
現在、 Gyneco-Laboスクール部門京都校で技術を指導する講師として活躍中