骨盤底筋働いてる!?

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①骨盤底筋とは?

骨盤底筋というとっても大切な働きをする筋肉をご存知ですか?

 

骨盤底筋とは骨盤の底に位置する筋肉の総称で

深会陰横筋、尿道括約筋、肛門挙筋、尾骨筋という筋肉のことです。

 

骨盤内にある臓器を正しい位置に保ったり

尿道を締めて尿もれを防ぐなど重要な働きがあります。

 

筋力が低下すると内臓下垂の原因になったり

尿漏れなどが起こりやすくなります。

 

出産後に尿もれが起こる方が多いのも

この骨盤底筋の筋力低下が考えられます。

 

また現代では生理用のナプキンが主流になり

トイレに行って出すといことができる方は

かなり少なくなっています。

 

逆に骨盤底筋を鍛えると

生理の経血を普段は止めて

トイレに行った時に排泄できるようになります。

 

②胃腸の働きと関連?

上記で骨盤内の臓器を支えるとお伝えしましたが

骨盤底筋は骨盤を下支えする働きがあるため

子宮や膀胱などが下垂すると

胃腸の下垂にもつながってしまいます。

 

垂れ下がると支えようとするため

神経が過緊張を起こします。

 

そうすると交感神経が優位な状態が続いてしまいます。

 

交感神経優位になった胃腸は働きが低下し

胃酸の分泌も低下するため

未消化の状態になり肝臓にも負担がかかってきます。

 

また胆汁の出も低下することにより

甲状腺のホルモンの乱れも起こりやすくなります。

 

胃腸の働きは健康な身体を作るために欠かせないものです。

内臓下垂は改善することが可能です!

ケアをして働きを良くすることが妊娠への近道となります。

 

 

③妊活と骨盤底筋

骨盤底筋は仙骨から出ている

陰部神経と仙骨神経叢の枝から栄養されています。

 

陰部神経の機能低下が起こると

 

  • 粘液の量が低下
  • 生理のキレが悪くなる
  • 性交痛を感じる
  • お尻が大きくなる
  • 下腹部が出る

 

などといった症状が出やすくなります。

 

粘液の量が減ってしまうと精子が泳ぎにくくなり

卵管膨大部までたどり着ける精子の量も少なくなってしまいます。

 

生理のキレが悪くなり

酸化した血液が子宮や卵管などに残ってしまうと

筋腫や子宮内膜症のリスクも上がってしまいます。

 

このように骨盤底筋の機能低下1つで

妊娠しづらい身体を作ってしまっていたかもしれません・・・

 

お尻の穴をキュッと引き締め

スタイル良く歩いたり、姿勢良くお仕事をすると

骨盤底筋が鍛えられるだけでなく魅力的な女性に見えますよ。

 

簡単のなので試してみてくださいね!

 

自宅ケア以外にも鍼灸治療などを受けることにより

骨盤底筋と繋がる神経を活性化することができ

筋力アップをより効率的にすることもできますよ!

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。