生理痛と妊活

生理痛を感じたことがありますか?

ジネコスクール大阪校 鈴木愛理です。

生理痛を感じたことがありますか?

 

最近のアンケート調査では

生理痛や生理中の体調不良を感じたことのある人は

9割以上ということがわかっています。

 

その為、生理痛はあって当たり前

何も感じないと逆に不安とおっしゃる方もいるほどです。

でも生理痛があることは当たり前ではありません。

 

むしろ痛みを感じないのが正常で

経血は固まりがなく、さらっとした鮮血が理想的です。

 

ご自身の体調を知るためにも

経血の状態を観察しておくと変化がわかりやすいですよ。

生理痛はなぜ起こる?

では生理痛はなぜ起こるのでしょうか?

子宮は平滑筋と呼ばれる筋肉でできています。

経血を出すときにはぎゅっと収縮をし押し出しています。

平滑筋は力を入れようと思っても入れることはできず

自律神経がコントロールしています。

また筋肉ですので血流が良いと

子宮は柔らかくなり伸びたり縮んだりしやすくなります。

生理痛が起こっている方の多くは

血流の低下により子宮が冷えて硬くなり

経血を押し出すための収縮にとても力が必要になっているのです。

なので子宮が冷えれば冷えるほど

生理痛がでやすくなっていきます。

わかりやすく言うと

足がつった状態が子宮で続いている感覚です。

足がつっている状態が続くと

痛いのは当然ですよね、、、

生理痛の改善と妊活

生理痛に耐え続ける必要はありません。

でも薬を使い続けるのも不安ですよね?

特にこれから妊娠を目指す方にとって

子宮の状態はとても大切です。

そのままにせず適切な治療で改善が必要です。

先ほどお伝えしたように

子宮が硬ければ痛みも強くなりますし

経血の出が悪いと血液が残り

子宮内に溜まってしまうことも考えられます。

子宮内膜症の原因にもなるため

固まりのような経血が出る方は

子宮への血流を改善しサラサラにしていきましょう。

また質の良い内膜ができると

着床の確率は上がりますし

妊娠への大きな一歩となります。

努力すれば子宮への血流の改善は難しくありません。

毎月辛かった生理がなくなり

快適になれば気持ちも前向きになりますね。