グルテンは控えたほうがいい??

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①グルテンフリー生活っていいの?

グルテンとは小麦粉に水を加えることで

二種類のタンパク質が合わさりできたものです。

 

簡単に言うと小麦を使った製品には

グルテンが含まれています。

 

パンや麺類は代表的な食べ物です。

 

最近はグルテンフリーと言う言葉が流行り

米粉に置き換えたり、小麦を摂らないように

気をつけている方も多いのではないでしょうか?

 

一方でグルテンフリー生活はストレスがかかると

おっしゃっている方も多いです。

 

ではなぜグルテンは良くないと言われているのでしょうか?

 

⑴腸に炎症を起こす

グルテンは腸の炎症を起こす物質で

摂りすぎると便秘や下痢の症状を引き起こします。

 

炎症状態が続くとアレルギーや花粉症の原因にもなります。

※個人差があり、米が主食の日本人は合わない方が多いです。

全然平気な方もいらっしゃいます。

  

⑵内分泌攪乱物質 

グルテン自体に内分泌攪乱物質が含まれています。

 

内分泌攪乱物質はエストロゲンと似ているため

混乱が起こりエストロゲンの過剰分泌にも繋がります。

 

子宮内膜症や高温期の不安定にも繋がります。

 

このような理由からグルテンを取りすぎると

身体の不調を起こしてしまいます。

 

全く摂らないのはストレスという方は

無理なく減らしてみましょう。

 

毎日食べていたのであれば週に3日にするだけで

身体の状態は少しずつ変わっていきます。

 

②プロラクチンとの関係性

次にプロラクチンとの関係性についてです。

内分泌攪乱物質が身体の中で活発になっていると

プロラクチンは上がりやすくなります。

プロラクチンには卵巣レベルで排卵をストップさせる働きがあり

授乳の時期に妊娠しずらいように出るホルモンです。

しかし妊娠を希望しているときに

内分泌攪乱物質の影響で

プロラクチンの分泌が増えてしまうことがあります。

高プロラクチン血症と呼ばれる状態です。

この状態が続くと排卵しづらくなり

周期なども乱れる可能性が高くなってしまいます。

なので内分泌攪乱物質である

グルテンを控えてプロラクチンを

落ち着かせてあげることが必要です。

診断を受けている方は

控えるではなくグルテンフリーを

しばらくの間続けてみることをオススメします。

妊活をしている間だけでも

頑張ってみると妊娠までの近道になりますよ。

③食事の時に気をつけたいこと

今回はグルテンを控えるというお話をさせていただきましたが

グルテン以外にも内分泌攪乱物質が

含まれるものがたくさんあります。

残念ながら全てを避けることは

現代ではとても難しくなっています。

でも皆さんにも簡単にできることがあります!

それはプラスチック製品に熱を加えないということです。

お惣菜を買った時や残ったお米をラップに包んだりされますよね?

それをそのままレンジでチンしてしまうと

プラスチックが燃え毒性が強まってしまいます。

これも内分泌攪乱物質の一種なんです。

なのでちょっと面倒だったり

洗い物が増えてしまうかもしてませんが

お皿に食べ物を移してレンジに入れるようにしてみましょう。

妊活中の方だけでなくお子さんが生まれてからも

とても役立つ情報です!!

家族の健康を考えていつもよりちょっとだけ頑張ってみてください。

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。