こんにちは。
枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。
①夏の卵管はどうして弱るの?
もうすぐ夏本番ですね!
日本の夏は暑さだけでなく湿気が多く
身体の不調を訴えやすい時期でもあります。
実はこの暑さが身体のだるさだけでなく
子宮から伸びる卵管にも
影響を及ぼしているのです!
当院の妊娠率からもわかるように
最も妊娠しやすい時期は1月〜2月と言われています。
厳密には12月ごろから増え始めます。
ちなみに世界でも9月21日生まれが一番多いそうですよ。
そんなことは置いておいて・・・
夏場に卵管が弱ってしまうと言われますが
それは何故なのでしょうか?
卵管は平滑筋という筋肉でできており
自律神経の働きによって
収縮したり弛緩しています。
排卵した卵子は卵管膨大部に運ばれますが
この時も収縮弛緩を繰り返して
運ばれてきています。
ですが温度が高くなってくると
弛緩させる働きが低下し
収縮に働きやすくなってしまいます。
そのため卵子の動きが悪くなったり
卵管が狭くなったりしてしまうのです。
②ホットヨガで妊活?大丈夫?
温めたほうが良いと思われがちな妊活ですが
温度が上がると卵管が弱ってしまうということは
間違った方法で妊活を頑張ってしまっている方も
いるのではないでしょうか?
例えばホットヨガです。
妊活中の方から「ホットヨガっていいですか?」
と聞かれることもしばしばあります。
この理論から言うと答えは「NO!」です。
(オススメはしていません)
人間の体は暑いと汗をかき
身体の温度を下げるように働いたり
身体が冷えてくると熱を出して温めるという
温度調節をすることができます。
しかし環境自体が暑いと
身体の熱を出すことができなくなります。
そのためその環境に耐えるために
自律神経がとっても頑張ってしまい
エネルギーを奪われていきます。
なのでホットヨガのように
暑い環境にずっと身を置くということは
妊活中の方は注意が必要です。
たまに行くと気持ちが良いかもしれませんね。
③妊活中の夏の過ごし方
①と②でお伝えしたように
身体は温め続けたり暑い環境に
長時間身を置くと弱ってしまいます。
腹巻やレッグウォーマーを
いつもつけているという方は注意してください!
腹巻などのアイテムも身体を常に温めるものになるため
熱を外に逃がせなくなったり
温める能力の低下にもつながります。
私たちは夏も冬もつけなくて良いですよと
いつも皆様にお伝えをしています。
またここ最近の夏は
室内でも熱中症になるほど暑くとても危険です。
室内の気温を適度に保つことも
とっても大切な夏の過ごし方です。
エアコンをつけて寝るなどして
快適に過ごしましょう。
身体の冷えすぎが起こらないように
服装を調節するなどして
ご自身にあった環境にしていきましょう。
鈴木 愛理
鍼師 灸師 (国家資格)
妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。
現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。
学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。
現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。