はじめまして、兵庫県尼崎市で”女性が選ぶセラピストスクールNo1”「ジネコラボスクール兵庫校」を
開講している吉田英敏です。このスクールでは女性のライフサイクルを支えるセラピーを東洋医学と西洋医学の
両方から学ぶ事が出来ます。
今回は歳を重ねるごとに気になる、髪についてお話ししたいと思います。
女性でも年を重ねるごとに・・・
・抜け毛や薄毛が気になる
・白髪が気になる
・頭皮のベタつきが気になる
・ハリやコシがなくなった
・髪がうねるようになった
など、たくさんのお悩みがあるかと思います。
まずは髪の毛について詳しくみてみましょう。
毛幹:地肌から出ている髪
毛根:地肌の中にある髪
毛球:毛根の根元
毛乳頭:毛球の内側で、毛細血管が運んでくる栄養分を取込み、毛母細胞に与える
毛母細胞:毛乳頭から受け取った栄養で細胞分裂を繰り返し、髪が成長する
髪はずっと伸び続けるわけではなく、寿命があります。
一定期間成長したあと自然に抜け、やがて同じ毛穴から新しい毛が生えてきます。
この繰り返しをヘアサイクルといい、成長期、退行期、休止期という3つの段階があります。女性の成長期は4〜6年といわれており、男性より少し長いです。
抜け毛、薄毛の原因
女性の場合は、髪の分け目のところだけが薄い、全体的に髪が薄くなったなど、いわゆるびまん性脱毛症と言われる方が多いです。これは更年期前後に急激に女性ホルモンの分泌量が減少し、逆に男性ホルモンが増加するために起こります。
また、産後に抜け毛が多くなるのは、妊娠中に増えた女性ホルモンが出産後に急激に減るので、妊娠中に抜けなかった髪が一気に抜けてしまうためです。
ストレスや疲労、栄養不足、ホルモンバランスの乱れなどで、ヘアサイクルの休止期に入る髪が通常より多くなることでも髪が抜けていきます。
抜け毛、薄毛にできること
東洋医学では、髪は血余(けつよ)と呼ばれていて、文字通り血の余りが髪の毛を育てると考えられています。血液はまず命を維持するのに必要な臓器から優先して使われていくので、栄養不足や血行不良では髪まで血液が届きません。
髪が成長する元となる毛母細胞に充分な栄養を与えるために、無理なダイエットや食事制限で栄養不足にならないよう気をつけましょう。
髪の成長にはタンパク質や亜鉛、ビオチン、ビタミンB2、B6、C、Eなどが必要で、食品では牡蠣や鰻、鶏肉、豚レバー、卵、ナッツ、納豆、緑黄色野菜などがおすすめです。
また、睡眠不足も髪の成長に影響します。睡眠後3時間の間に成長ホルモンが分泌されるので、質のよい睡眠をしっかりとるように心がけましょう。
吉田英敏 : Gynecoスクール兵庫校
鍼師 灸師 柔道整復師(国家資格)
妊活・婦人科系から産後まで女性に特化したトータルケアの専門治療院を兵庫県で2院開院。また、自律神経調節も得意としており、不眠症に悩んでいる方などに多くの支持を得ております。
「妊活に悩む方のサポート」
「産後の不調に悩む方のサポート」
「自律神経系に悩む方のサポート」
の専門家として同業者向けセミナーや、一般向けのセミナーなども開催。
ラジオで妊活への想いなども語っております。
現在、 Gyneco-Laboスクール部門兵庫校で技術を指導する講師として活躍中