こんにちは。
枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。
①副腎の働き
副腎とは左右の腎臓の上にある
三角形の形をした臓器です。
外側にある副腎皮質と内側にある副腎髄質に分かれ
それぞれから重要なホルモンが分泌されています。
皮質からはコルチゾールやアルドステロンというホルモンを作り
血糖値や血圧のコントロールをしています。
髄質ではアドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンを作り
全身の機能が正常に働くために重要です。
またエネルギー源を血中に増加させる働きもあります。
まとめると
・ホルモンの分泌
・ストレスの対処
・免疫や炎症などの制御
・糖代謝を調節
・血圧を正常に保つ
といった働きがあります。
ストレス社会かつコロナなどのウイルスに負けないためには
副腎の働きがとても重要となっています。
②アクセル全開になっていませんか?
副腎疲労といった言葉を耳にすることが増えましたが
副腎疲労とはどういう状態か知っていますか?
上記で説明したように様々な働きがある副腎では
ストレスや炎症、糖などの対応に常に追われている状態です。
働きまくっている副腎はアクセル全開のような状態です。
しかし副腎にも限界はあります。
アクセル全開のままでずっと過ごすことはできません。
そのため副腎疲労が起こってしまうのです。
副腎疲労を起こした副腎は
本来の働きができずホルモンの分泌が低下したり
ストレスや炎症に打ち勝てなくなり
体調不良として身体に現れてきてしまいます。
主な症状
・疲れがなかなか取れない
・朝起きられない
・感情の起伏が激しい
・性欲減退
・記憶力や思考力の低下
などといった症状が現れてきます。
心当たりのある方は早めの副腎ケアが必要です。
③副腎ケアとは?
では具体的に副腎をケアするために
どのようなことをすると良いかをお伝えしていきます。
ポイントは
「睡眠」と「血糖値」です!!!
睡眠には脳が関係してきます。
脳が覚醒した状態で視床下部が働いていると
副腎の指令がいき、副腎はアクセルを踏みます。
このアクセルを踏んだ状態が長く続くと
副腎は疲れてしまいます。
しっかりとした睡眠を取ることで
脳を休ませることができ、結果副腎の働きも落ち着かせることができます。
理論はわかったけど眠れないという方は
足先が冷えないように血流を良くしてみましょう。
次に血糖値です。
甘いものや炭水化物を食べると血糖値は上昇します。
その上昇が急であればあるほど血糖値の低下も激しくなります。
いわゆる低血糖と言われるものです。
人は低血糖の状態が続くとスッキリせず身体がだるい状態が続きます。
この状態を続けるわけにはいかないため副腎が働きます。
コルチゾールを使い血糖値を元に戻していきます。
ですから糖質を取れば取るほど
副腎は忙しくなってしまうということです。
またコルチゾールを使いすぎると
女性ホルモンなどの材料もなくなてしまうため
血糖値のコントロールはとても重要になってきますよ。
睡眠と血糖値を安定させることで
しっかりと副腎ケアをすることができます!
副腎疲労になる前にご自身の身体と向き合ってみてください。
鈴木 愛理
鍼師 灸師 (国家資格)
妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。
現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。
学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。
現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。