こんにちは。Gynecoスクール大阪校 鈴木愛理です。
食後に気持ち悪くなる
食事をすると気分が悪くなったり
揚げ物など決まったものを食べると
気持ち悪くなるというお話はよく聞きます。
一方で何を食べても平気という方もいらっしゃいますよね?
どのようにな違いから起こっているのでしょうか。
⑴胃酸の分泌が少ない
胃酸の分泌は匂いや胃に物が入ってくる
といった刺激により分泌が促されます。
しかし物が入ってきても分泌量が少なく
消化に時間がかかってしまったり
消化不良を起こしてしまうケースがあります。
このような場合
胃酸となる物質自体の材料が不足している
可能性が考えられます。
もう一つは
分泌のスイッチとなる受容体の
働きが低下してしまている場合です。
⑵食べ物の種類
特に多いのは揚げ物を食べた時です。
油は炭水化物などに比べ消化に時間がかかります。
また油の質によっても胃に炎症を起こしてしまうため
より胃に負担がかかってしまいます。
⑴と⑵に当てはまる方は日頃のお食事を見直し
改善していくことが最優先となります。
お食事を変えれば
胃の不調なく快適に過ごせる日も近いです。
日頃から胃がムカムカする
空腹時にムカムカとするという方は
⑶胃の粘膜自体が弱ってしまっている
過度の飲酒や喫煙により
胃に慢性的な炎症が起こっているかもしれません。
⑷ピロリ菌
ピロリ菌がいる場合は除菌が必要です。
⑶や⑷に関しては食欲が低下したり
胸焼けを感じることもあります。
ストレスが原因と言われてしまうことも多いですが
ストレスが掛かることによって
何が起こっているのかをみていきましょう。
自律神経の問題!?
ストレスと言っても様々な種類があり
「物理的なストレス」
「化学的なストレス」
「心理・社会的なストレス」
があります。
精神的なものだけではないため
ご自身で気づいていないということもあります。
ストレスには自律神経と呼ばれるものが
深く関係しています。
胃は自律神経の副交感神経が優位に
働いているとき活発に活動します。
身体にストレスがかかっている時は
その逆の交感神経が活発になります。
そのためストレスがかかっている時
胃の働きは低下してしまいます。
長い時間働きが低下すると
先ほどのような症状がどんどんと出てきてしまうのです。
特に胃は少しの変化にも敏感で
とても症状が出やすい部分でもあります。
癒しの時間を取り入れて
心も体もリラックスしてみましょう。