のど鼻風邪と妊活

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①最近風邪を引きましたか?

一気に寒さが増し、「風邪を引いてしまった」

という方も大きのではないでしょうか?

特にこの時期は乾燥していることもあり

喉や鼻の症状が出やすい季節でもあります。

これからお伝えすることは

鼻炎などで年中症状が出ている方も同じことが言えます。

風邪を引きやすいと感じる方は是非丈夫な身体を作っていきましょう。

今回のテーマは「のど鼻風邪と妊活」です。

一見何の関係もないように思いますよね。

でも実はとても深い関係があり、

喉や鼻に炎症が起こっていることが

妊活の妨げになっているかもしれません。

②神経はつながっている!?

まず炎症の起こりやすい上咽頭や副鼻腔という場所は

舌咽神経という神経が司っています。

舌咽神経は声を出したり、唾液を分泌する時にも働きます。

そして妊活に欠かせない子宮や卵巣といった臓器は

迷走神経という神経が司っています。

この2つの神経は脳幹から出る神経で

後頭骨の頸静脈孔という穴から出ています。

同じところから出ているだけではなく、元々は同じ神経でした。

そのため1つの神経で不具合が起これば

他の神経にも当然影響が出てきます。

今回場合、鼻や喉に炎症が起こり舌咽神経は忙しく働きます。

神経は過緊張を起こし低酸素の状態が起こりやすくなります。

その影響で周囲の筋肉も緊張を起こし、迷走神経の働きを妨げてしまいます。

思うように働けなくなった迷走神経は

子宮や卵巣を働きを低下させてしまうのです。

子宮や卵巣の働きが低下してしまうと

卵子の成長が遅くなったり、内膜が厚くならないなどといった

様々な不調へとつながっていきます。

とても大切な神経の働きを妨げてしまわないように

体質改善をしていくことが大切です。

③首こりを解消しよう

先ほど説明したように、

舌咽神経と迷走神経の出口は頸静脈孔と呼ばれる穴です。

この穴は後頭骨にあり、首と頭の境目あたりです。

首こりが酷かったり、頭痛が頻繁に出る方は

この出口のあたりを圧迫してしまっているかもしれません。

まずはご自身で首のストレッチをしてみてください。

長時間同じ姿勢で過ごすと

より負担がかかる時間が長くなってしまうので

仕事の合間などでこまめにストレッチをするとより良いです。

また首のこりを取るためには

首につながる、肩や背中も緩める必要があります。

お互いにマッサージをしたりして

こりをとっていくのも良いですね!

痛みが出ないように気持ち良い強さで押してみましょう。

鍼やお灸は筋肉の緊張を緩めるのがとても得意ですので

気になる方は鍼やお灸も体験してみてください。

当スクールでは初心者の方でも使える

温灸器の指導も行っています。

温灸器を使えば妊活を初め様々な疾患の改善をサポートできますよ。

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。