あなたの靴下の履き方は間違っているかも?

靴下も色々な種類のものが売っていますよね。

最近では靴下専門店まであるほど。

キャラクター系の靴下。

おしゃれ系の靴下。

多くの種類があって見るだけでも楽しいです。

普段多くの方が履いているであろう靴下にも、

選び方や履き方を間違えていると

冷え性の方や妊活を頑張っている方には

マイナスにしかならない場合がある事を知っていますか?

そんな何気なく普段履いている靴下について

今回はお話させて頂きたいと思います。

その靴下で大丈夫?

数年前から履く人が目立ってきた「スニーカーソックス」。

それまでの靴下と違ってくるぶし下までしかなく、

スニーカーやパンプスを履かれる人にとっては

足元がスッキリとおしゃれに見えるので

最近履く人が多く見受けられます。

以前、芸能人の方が「おしゃれは我慢」というフレーズを

言っておられ事がありますが・・・

おしゃれの為に我慢して体調を悪くする必要があるのかは疑問です。

少し横道に脱線してしまいましたが、

冷え性の方や妊活の方にとってスニーカーソックスは

不向きな靴下と言ってもいいです。

なぜスニーカーソックスが不向きなのでしょうか?

それは身体の仕組みを考えていけば見えてきます。

血液は末端で冷やされる!

みなさんご存じだと思いますが、

血液は身体中を酸素や栄養を運ぶ為に循環しています。

 

それらと一緒に熱も身体中に運んでいます。

熱が無いと脳や臓器が働かなくなるからです。

 

しかし、熱は常に生み出されるのでどこかで調整をしないと

オーバーヒートになって壊れてしまいます。

それを防ぐ為に、手足などの末端で適度に冷やして身体に戻しているのです。

 

じゃあ、スニーカーソックスは効率よく冷やせるからいいじゃん!

 

と思っている方もいらっしゃると思います。

 

確かに肌を露出している面積が増えている事で効率よく冷やせます。

露出している面積が増える事で、必要以上に冷やしすぎる場合も。

 

温かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる傾向があり、

冬場は当然ですが夏場のエアコンの冷たい空気も下に溜まりやすいです。

そんな状態で肌が露出している部分が多くなるとどうでしょうか?

当然冷やしすぎますよね。

 

冷え性の人や妊活中の人は本来温めるべきなのに、

オシャレを気にしてスニーカーソックスなど露出している部分が多いと

身体の不調や思わぬ結果へと導かれる可能性が高くなりますので、

長めの靴下を履く事をオススメします。

 

寝るときに靴下は厳禁!

冷え性の方の多くは冬場に靴下を履いて寝ておられる事が多く見受けられます。

足元が冷えるから必然と靴下を履いて保温をされているのだと思います。

 

実はその行為は睡眠の質を下げてしまい、

結果的には自律神経のバランスを崩しやすくなったり、

深い眠り(ノンレム睡眠)が短く疲労が回復せず体調を崩しやすくなります。

 

人は睡眠に入る際、深部体温(身体の内部温度)が約1℃ほど下がると

眠りやすさが増し深い眠りにつきやすくなると言われています。

 

しかし靴下を履いて寝ていると中々体温が下がらず、

眠りにつけなかったり、眠りが浅くなってしまい、

疲労や自律神経のバランスが乱れやすくなるのです。

 

そこで足元が寒い場合は、足元を毛布や布団を重ねて保温したり、

レッグウォーマーで足首を隠しながら足先を出して放熱できるようにしたり、

シリコン湯たんぽなどで一時期的に保温するのもいいですよ。

 

上手に適度に熱を発散させる道をつくりながら、

保温させる事をオススメ致します。

 

今回の情報はお役に立てたでしょうか?

あなたが健康で元気になって頂く事が私たちの喜びです。

でも、あなたのご家族やお友達などは違う事で身体について悩まれているかも知れません・・・。

そんな時にあなたのアドバイスや技術で笑顔にしてあげる事ができればどうでしょうか⁉

あなたの周りを笑顔にする為の知識・技術をジネコ整体スクールでは提供しています。

ご興味のある方は是非お問合せください。あなたの第一歩を私たちは応援します‼

今井 隆裕(いまい たかひろ)

鍼師、灸師(国家資格)

中安外科医院 リハビリ部門主任、JRA 出張施術部門主任として勤務の後、西洋医学と東洋医学の知識と技術を用いる事で、女性の為の美と健康の身体のケアと心理カウンセラーとしてのメンタルケアをサポートしながら、一人の子供の父親として育児や妊活で悩んでいる女性のアドバイス・サポートを行っている。

現在、 Gyneco-Laboスクール部門京都校で技術を指導する講師として活躍中