こんにちは。
枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。
①腸とデトックス
最近、お通じの状態はどうですか?
便秘や下痢を繰り返していませんか?
お通じは毎日あるものです。
「昔から3日に1回です!」と言われることもありますが
そんな方でも腸内環境を改善すれば
毎日健康的に排便ができるようになります。
逆に言うと毎日便が出ていない方は
デトックスのルートを整えるためにも改善が必要です!
便には要らないものを排泄してくれる大切な働きがあります。
その中で水銀などの有害な物質の排泄なども行っています。
水銀などの重金属は内分泌攪乱物質とも呼ばれ
排泄できずに体内に蓄積してしまうと
炎症の原因にもなってしまいます。
炎症は粘膜を通じて様々なところに広がり
腸ととても近い部分である子宮は
炎症(子宮内膜炎)が起こりやすくもなります。
デトックスがしっかりとできる身体になると
炎症の起こりづらい体になりますし
エネルギーの合成の働きを活発にすることができ
卵子の質を上げることにもつながっていきます。
②内分泌攪乱物質って何?
内分泌攪乱物質とは
内分泌機能に変化を与え、
それによって個体やその子孫あるいは集団に
有害な影響を引き起こす外因性の化学物質あるいは混合物。
と定義されています。
簡単に説明すると
重金属、ダイオキシン、有機汚染物質、フタル酸などと言った物質のことです。
他にも農薬などに含まれるグルテンなども内分泌攪乱物質です。
プラスチックを燃やしたときに発生したり
大気に放出した汚染物質が海に流れ、魚などから口に入ることがあります。
全てを避けて過ごすことは難しく
身体に入ってきたとしても排泄することは可能です。
しかし、上記で説明したように
腸内環境が乱れていたり、身体中で炎症が起こっていると
体内に蓄積してしまいます。
蓄積するとまた炎症が起こり
悪循環となってしまいます。
まずはしっかりと身体の外に出せるような
環境づくりが必要です。
③子宮内膜症との関連
デトックスがうまくいっていない状態だと
腸やそのほかの場所では炎症が起こっていると言うことです。
炎症が起こると免疫が働き、抑えようとします。
しかし免疫が働けていない状況では
エストロゲンが増加します。
なぜエストロゲンが増加するのかというと
エストロゲンには炎症を抑える働きがあるからです。
炎症が広がればどんどんと作られていきます。
これはいいことのように思えますが・・・
エストロゲンが余ってきてしまうと
子宮内膜症の原因となってしまうのです。
他にもエストロゲンの増加により
高温期の乱れが起こるなどし
妊活の妨げになってしまうのです。
このようなことになる前に
炎症の原因となることはできるだけ避け
しっかりとエネルギー合成のできる身体を目指していきましょう。
鈴木 愛理
鍼師 灸師 (国家資格)
妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。
現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。
学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。
現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。