埼玉西武線【所沢】【秩父】で、
“Gyneco-labo”埼玉校の講師をしている佐久間視千です。
原因を探る
あー。手が痺れてビリビリする!
あー。感覚がおかしいくらいにヒヤッとする!
あっためたり、摩ったり。
一生懸命やってるけど、全然改善しないのよねぇ。
その行為、無駄だとは言わないけれど、
根本的に良くする方法が、他にあると思いませんか?
そう、原因はその場所(手)には無いのかもしれません。
例えば、
首から出る神経は手まで繋がっています。
もし、その道中が詰まっていたとしたら、
先まで流れるのが大変で、その症状が出てしまっている。
とも、考えられます。
命令を届ける「神経」は、血管にも通っています。
「神経」が渋滞を起こし、チョロチョロっとしか流れていないと、
「血管」も流れにくくなってしまいます。
詰まりが原因で届いていないので、
痺れたり、冷えたりしちゃう、ということです。
そう、この、渋滞をなんとかしないと、
根本的な解決には至らないのです。
渋滞はどこに?
では、どうすれば解決するの?
神経がどこを通っていて、どのように流れているか、
全体的にみてみましょう。
手に行く神経は?
頸の骨の傍から走り出します。
①この出口が狭くなっているのも渋滞。
上手く通り抜けると、その先には筋肉があります。
②その筋肉の緊張が邪魔をして渋滞。
この筋肉の硬さを取り除かないと、その先の症状が取れません。
②の一番手には斜角筋という筋肉があります。
この筋肉は呼吸を補助しています。
肋骨の動きが硬くなって、その周りの筋肉が硬くなる。
そして、呼吸が浅くなる。
すると、この筋肉が呼吸を助けるために頑張るので、
働きすぎて過労が溜まって硬くなる。
そして、神経を圧迫してしまうことに。
同じようなことは、骨盤でも起こります。
これは、脚の冷え、むくみに関係します。
ここでの一番手は大腰筋です。
この筋肉がちゃんと使えていることが大切です。
骨盤内は特に渋滞を起こしやすい所。
それは、内臓がいっぱいだから。
そこに「妊娠」なんてことが合わさると尚更です。
胃下垂もそう。同じですね。
これらが合わさると、さらに渋滞です。
ここがパンパンになっていると、
脚から昇るリンパや血液が戻りにくくなり、
症状が出現する、ということになってしまいます。
むくみが出たら、利尿剤。
痺れたら、ビタミン剤。
悪循環を断ち切るために、一時使うのは良いと思います。
ただ、続けるのはお身体のバランスが崩れることに。
自分の力で巡れるお身体にしていきませんか?
出ている症状への対症療法ではなく、
根本的な原因を探り、改善していきましょう。
では、やってみよう!
お腹を”のの字”にさする。
小腸は”のの字”巡り。
摩ると、柔らかくなっていきます。
柔らかくなると、動きが良くなります。
腹式呼吸をゆっくり深く。
横隔膜を使える様にして、呼吸筋の負担を減らします。
大股散歩で大腰筋を使う。
ここが使えていると、姿勢を保てます。
良い姿勢でいると、負担のかかるところは最小限です。
これら、簡単に出来るので、
ぷちエクササイズとしておすすめです。
鍼灸・整体でお身体を整えてからだと、さらに効果アップ。
本当の原因を探り、
身体の通路を通していきましょう。
出ている症状の原因はお身体によって様々。
原因がわかれば、対処法も拓けます。
興味のある方は、是非
ジネコスクールで学んでみてください。
佐久間 視千(さくま みゆき)
鍼師、灸師、柔道整復師(国家資格)ジネコスクール埼玉校講師
埼玉県横瀬町で、鍼灸、整体、訪問マッサージ。
埼玉県所沢市で、鍼灸、整体。
上記2院の副代表をやってます。
水瓶座のB型。好きな食べ物=焼き芋、干し芋。
アルバイト経験、主婦経験、妊娠経験、出産経験、子育て経験、有り。
これらの経験を生かして、日々、女性の心と身体の声を聞いています。