東洋医学と子宮筋腫

こんにちは。

枚方市と高槻市でジネコ整体スクールを開講している鈴木です。

①子宮筋腫とは?なぜできるの?

子宮筋腫とは子宮の内側や外側にできる

こぶのような良性の腫瘍です。

 

ではなぜそのようなものが

子宮内にできてしまうのでしょうか?

 

女性の身体では周期に合わせて

いくつかのホルモンが出ています。

 

卵胞が育ってくると

エストロゲンというホルモンの

数値が上がっていき

内膜をフカフカにして妊娠の準備をします。

 

このエストロゲンが高い状態が続くと

筋腫ができてしまうのです。

 

本来であれば高温期に出る

プロゲステロンというホルモンが

エストロゲンの数値を抑えてくれます。

 

しかし良い高温期を作れていないと

抑えることができないため

エストロゲンがずっと働いてしまうのです。

 

まずは良い高温期を作り

エストロゲンやプロゲステロンが

バランスよく働くようにしていきましょう。

②妊娠できるの?

結論から言うと妊娠することは可能です。

 

筋腫の場所にもよりますが

妊娠の妨げになる場所でなければ

妊娠することはできます。

 

また妊娠の妨げになると

判断した場合には手術で取り除いていく

ということもあります。

 

ただし妊娠できるから安心というわけではなく

筋腫ができやすい体質の方は

妊娠し辛い体質でもあるということです。

 

①で説明をしとように

良い高温期を作り

エストロゲンを抑えられる

体質にしていくことが大切です。

③東洋医学の観点から子宮筋腫を考える

西洋医学的に筋腫は物質が余っている状態を言います。

同化が進んでいる状態です。

 

東洋医学的に(子宮という局所的に診た場合)

物質が余ってきているため実証である可能性が高く

さらに血液や水の滞りがあるということは痰湿の状態になっていると言えます。

 

痰湿は基本的に虚証ベースですので

気が不足して

痰湿を抑えることができなくなっているのです。

 

気の不足により熱も作られにくいため

高温期を維持できないということにもつながります。

 

停滞しているものを流していくと同時に

気を補っていくことが必要です。

鈴木 愛理

鍼師 灸師 (国家資格)

 妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。

 現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。

 学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。

現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。