こんにちは。Gynecoスクール大阪校 鈴木愛理です。
生理の時の血の塊がでた
生理の時に下腹部の痛みも強く感じ
その後にドロっとした血が出て
あれ?スッキリした!
なんてことはありませんか?
血の塊を瘀血と呼びます。
簡単にいうと血液が滞り
溜まってしまっている状態です。
血液の滞りが起こると
経血は固まりやすくなり
子宮も経血を出すのに苦労します。
塊があることで
生理痛がひどくなる可能性もありますし
古い血液が溜まってしまうと
子宮内膜症などのリスクも高めてしまいます。
血流が良くなってくると
塊はなくなりサラサラとした
経血が出るようになってきます。
経血の滞りに関しては
早ければ1周期で改善する方いらっしゃいます。
日常生活を少しだけ見直すと
変化が現れてくるかもしれません!
甘いものを食べすぎたら・・・
チョコレートやドーナツなど
日常的に食べてしまっていませんか?
先ほど説明したように
瘀血がある方は
まず食事を見直してみましょう。
甘いものは血液を流れる時
ギザギザとした形で流れます。
こういったものが血中に流れ込むと
血管内皮を傷つけやすくなります。
傷ついたところには老廃物が溜まりやすくなり
より代謝も悪くなってしまいます。
瘀血体質の方は甘いもの食べすぎないこと
運動を日常的に取り入れること
といった代謝を促す
習慣を身につけていただきたいです。
東洋医学と瘀血
東洋医学で瘀血とは
血が余っていて
気の量は正常か少ない状態です。
簡単にいうと身体に悪いものが
溜まってしまっているということです。
また気の巡りが滞っている状態です。
気の動きが悪くなっているということです。
そして気の動きを調節しているのが
肝の疎泄作用と呼ばれるものです。
疎泄作用とは身体の様々な機能に対して
指示を出しているとても大切な働きを持っています。
その動きが止まってしまうと
気の巡りが悪くなり
胃腸などの働きも悪くなっていきます。
疏泄作用の低下は
ストレスが溜まっている方ほど
起こりやすくなっていきます。
胃腸はその反応を最もわかりやすく
察知することができます。
緊張してお腹が痛くなることもありますよね?
それくらいちょとした変化でも
身体に現れてしまいます。
最近ストレスが溜まってるな〜
と感じた方は気分転換してみてはいかがでしょうか?
鈴木 愛理
鍼師 灸師 (国家資格)
妊活・婦人科系に特化した女性のための鍼灸師 大阪・枚方の不妊専門鍼灸院でのべ1万人の患者様を施術。 週4日勤務で毎月売上120万円達成。
現在はたまご堂高槻院で院長を勤める。 自身も強い生理痛に長い間悩み 不安だった経験から 同じような思いをしている方の 助けになりたいと思ったことをきっかけに 妊活・婦人科という専門分野の治療を行なっています。
学生から40代の幅広い世代の女性がが通い 安心して治療を受けられるよう心がけています。 妊活の分野ではご夫婦で妊娠に向かっていけるよう 男性に対するアプローチも行なっています。
現在はGyneco-Laboスクール部門での、 技術を指導する講師として活躍中。